石材のシミは、表面を拭くだけで薄くなるものもあれば、内部に水分や油分が入り込んでいるものもあります。大理石と御影石では性質が異なり、同じ洗剤を使ってよいとは限りません。原因が分からない段階で薬剤を重ねるのは注意が必要です。
家庭でできる応急処置
こぼした直後なら、こすらず吸い取るように拭きます。その後は水分を残さず乾燥させます。酸性洗剤や漂白剤は石材を傷める可能性があるため、自己判断で使わない方が安全です。
シミの原因を推測するメモ
- 水分・油分・金属錆のどれが考えられるか
- 表面だけでなく内部まで色が変わっていないか
- 艶落ちや白化を伴っていないか
シミの原因を絞り込む
いつ、何をこぼしたか、濡れた直後か時間が経っているかを確認します。石材の種類が不明な場合は、施工資料や品番を確認できると、薬剤や処置の選択に役立ちます。
専門的な処置が必要なケース
時間が経った油染み、錆、艶の変化を伴うシミは、洗浄だけでなく研磨や表面処理が必要な場合があります。写真だけでは深さを判断しにくいため、素材と症状を確認してから方法を決めます。
艶の変化が写る撮影角度
正面からの写真に加え、照明を斜めから当てて艶落ちを撮ります。石材名やこぼした物が分かれば記録します。
薬剤を重ねず石種に合わせる
石材のシミ抜きは、強い薬剤ほど効くというものではありません。原因と石種に合わない処置を避け、まずは広げないことを優先しましょう。